Fender Japan Telecaster
先日のBeatlesセッション時に友人のY君から初期のFender Japan製テレキャスターを預かりました。
Y君(と呼ぶには歳もとったし、失礼か?)は会社の後輩で既に25年以上のお付き合い。同じ音楽仲間でBeatlesファン。 会社のイベントでも何度か一緒にBeatlesの楽曲を演奏した仲です。 彼は私の音楽キャリアの中でも一番のボーカリストであると思っています。最近は歳のせいか高域が少し苦しくなったみたいですが、それでもポール・マッカートニーのパートを歌わせればピカイチであると思っております。
彼もギター弾きの例外ではなく何本ものギターを所有する無類のギター好きなんですが、左利きのくせに、なぜか右用のギターを買ったりするんですね。
そしてその右利き用のギターを器用に左で演奏するんです。
そんな彼が長年所有していたのが、写真のFender Japan製のテレキャスターなんです。しかし、ず~っと使ってなかったのです。私もそうなんですが、何本もギターを所有していても使うのはいつも同じギターで、使わないギターって結構あるんですね。
もったいないのですが。
そんなY君が、突然私に「これ使って下さい」って渡されたのですが・・・・・ネックは順反りしてるわ、弦高は低いは、オクターブチューニングはできていないわで、使い物にならない状態でした。 Y君はギターの手入れは苦手みたいで、使いぱなしで放置しているものだから、ネックが反ってしまって、弦高さが高くなり弾き難いものだから、弦高をブリッジで低くしたものですから、弦高ベタベタでピックアップと弦が干渉したり、ブリッジ下げすぎでオクターブチューニングくずれたりと、要は無茶苦茶セッティングになってるんですね。![]()
調整は厄介かな?とも思ったし、テレキャスターは嫌いじゃないけど私はストラト派だしと思って彼のプライベートスタジオに置いて帰ろうと思ったのですが、「持って帰って下さい」とのお言葉で・・・とりあえず持って帰りました。
ギター自体はFender Japanの最初期の1982年製造の結構上等の品であることが判明しました。 すでに26年が経過しているのですね。どうやら52年モデルを再現しているみたいで、使われているネジ類が全てマイナスネジといった拘りスペックです。
とりあえずピックアップなどの電気部品を確認すると、特に問題はなさそうですが、ピックアップの高さも問題があり適性なバランスでなっていません。 特にフロントは弦と干渉してしまってます。 なにはともあれ、まず弦を外して、ネックとボディを切り離してネックの反りの調整です。 ネックデートは”10-7, '82"とありました。 幸い、トラスロッドは締められた様子もなく、ネックの反りも無事に調整できました。
ネックの反りが修正されると、弦高は低くなり、ブリッジの調整、ピックアップの高さ調整、そしてオクターブチューニングの調整と一通りのメンテナンスを行うと、蘇りました。
テレキャスターらしいカラっとした音質で良い音がします。 なんだか嬉しくなってきました。
ボディを綺麗に掃除して出来上がり。
次回のセッションで使ってみようかな? Y君、返してくれって言うかも。
ぜひ今度持って来てください。
その頃のフェンダー・ジャパンなら、かなり良い物なんではないでしょうか?
投稿 akamatsu | 2008年5月 2日 (金) 22時58分
akamatsuさん、次回のセッションに持っていきますね。Fender Japan初期の物は本家に負けないようにとの思いがあるのでしょうか?なかなか良い仕上がりだと思いますが、Japan全般的に感じることはネック材が柔らかい。ゲージを変えると明らかに反りが発生します。現在.009のゲージですが、いつもの.010に張り替えて再調整が必要ですね。
投稿 ドバイ | 2008年5月 3日 (土) 00時55分